FAQ
よくある質問症状から、制度まで。
業務用空調・冷凍冷蔵設備の故障と点検について、ご相談の前に知っておきたいことをまとめました。症状の原因は設備ごとに異なるため、最終的には測定と点検で確かめます。
Symptoms
症状から探す
業務用エアコンが冷えない(暖まらない)主な原因は何ですか?
大きく分けて、空気側の問題(フィルターや熱交換器の汚れ、室外機まわりの通風不良)、冷媒側の問題(冷媒の漏洩による不足、圧縮機・膨張弁などの不良)、電気制御側の問題(基板・センサー・リレーの不良)があります。見た目だけでは区別できないため、圧力・温度・電流を測って切り分けます。
一部の部屋だけ効かないのはなぜですか?
ビル用マルチなど複数の室内機がつながる設備では、その室内機の膨張弁・センサー・フィルターの問題、風量設定や吹き出し口の状態、冷媒の分配の偏りなどが考えられます。効かない室内機と正常な室内機の数値を比べて原因を絞ります。
リモコンにエラーコードが出て止まります。どうすればよいですか?
エラーコードは、設備が異常を検知して保護のために停止したことを示します。コードはメーカー・機種ごとに意味が異なるので、表示どおりに写真で残してください。ブレーカーや電源の入れ直しを繰り返すと、圧縮機などを傷める場合があるため避けてください。コードの確認先は「エラーコードの確認先」ページにまとめています。
室内機から水が漏れる原因は何ですか?
多いのは、ドレン(排水)配管やドレンパンの詰まり、ドレンポンプの不良、室内機や配管の傾き、断熱の不良による結露です。冷媒不足などで熱交換器が凍り、溶けたときに水があふれる場合もあります。水漏れの箇所と、運転中・停止後どちらで起きるかが手掛かりになります。
いつもと違う音がします。放置しても大丈夫ですか?
ファンやモーターの軸受の摩耗、ファンへの異物の接触、圧縮機の異常、配管の振動などが考えられます。音の種類(キュルキュル・ガラガラ・ブーン)と、室内機か室外機か、運転開始時か連続かをお知らせください。放置すると他の部品を巻き込んで故障範囲が広がることがあります。
冷媒(ガス)を補充すれば直りますか?
冷媒は使っていて減るものではありません。不足しているなら、どこかで漏れています。漏洩箇所を特定して修理せずに冷媒を充塡することは、フロン排出抑制法で原則として認められていません。当社では高性能ガスリークディテクターと発泡液で漏洩箇所を特定し、修理後に規定量を充塡します。
Repair
診断・修理について
故障診断では、何をどのように調べますか?
測定器を接続して冷媒の圧力・温度、電流・抵抗値を測り、冷凍サイクルと電気制御の両面から数値を読み解きます。あわせて部品の状態、エラー履歴、漏洩調査の結果を照らし合わせ、原因と修理方針をご説明します。勘や見た目だけで判断しません。
修理と入替(更新)はどう判断すればよいですか?
設備の使用年数、故障箇所と修理費用、交換部品の供給状況、使用している冷媒の種類、再発や停止のリスクを並べて比べます。メーカーが設計上の目安として示す標準使用期間はおおむね 10 年で、実際には使用環境・運転時間・点検の状況で前後します。診断結果をもとに、修理・更新のどちらの選択肢もご説明します。
圧縮機(コンプレッサー)の交換もできますか?
はい。圧縮機の交換のような大がかりな修理にも対応しています。不良の圧縮機を取り外し、新しい圧縮機を据え付けて配管を接続し、真空引きと冷媒充塡のうえ、試運転で圧力・温度・電流を確認します。
古い機種や、メーカーの部品供給が終わった機種でも相談できますか?
はい。機種と部品の供給状況を確認したうえで、修理できるか、代替の方法があるか、更新を検討すべきかをご案内します。対応可否は確認後にお伝えします。
冷凍冷蔵設備(冷蔵ショーケース・プレハブ冷蔵庫など)も依頼できますか?
はい。業務用の冷凍冷蔵設備のメンテナンスにも対応しています。冷えが弱い、霜が多い、温度が安定しないなどの症状をお知らせください。
F-gas
フロン点検について
フロン点検は誰に、どのくらいの頻度で義務づけられていますか?
業務用の空調機・冷凍冷蔵機器(第一種特定製品)の管理者に、フロン排出抑制法で点検が義務づけられています。すべての対象機器で 3 か月に 1 回以上の簡易点検が必要です。圧縮機の定格出力が 7.5kW 以上の機器は、専門知識を持つ者による定期点検も必要で、空調機器は 7.5kW 以上 50kW 未満で 3 年に 1 回以上、50kW 以上で 1 年に 1 回以上、冷凍冷蔵機器は 7.5kW 以上で 1 年に 1 回以上が目安です。
点検の記録はどのくらい保存する必要がありますか?
点検・修理・冷媒の充塡や回収の記録は、その機器を廃棄するまで保存し、廃棄後も 3 年間の保存が求められています。当社では点検結果を記録として作成し、お渡しします。
複数の物件・多数の機器の点検をまとめて頼めますか?
はい。対象機器の洗い出しと点検時期の整理から、点検計画の作成、訪問点検、記録の作成までまとめてご相談いただけます。
Request
依頼の流れ・対応範囲
相談するときに、何を伝えればよいですか?
設備の所在地(市区町村まで)、症状、いつから起きているか、施設への影響をお知らせください。型式・銘板の写真やエラーコードの写真、台数が分かればより正確にご案内できますが、分からなくても構いません。LINE で写真を送ることもできます。
相談から訪問までの流れを教えてください。
まず内容を確認し、訪問できるか、日程、調査の内容と費用条件を事前にご案内します(翌営業日までのご連絡を目安にしています)。訪問後は測定と点検で原因を整理し、作業内容と費用をご説明して、ご了承いただいてから作業に入ります。作業後は内容を写真と記録で報告します。
すぐに来てもらえますか?
所在地・作業内容・当日の予定により、最短当日の訪問もご案内できます。お急ぎの場合は、ご希望の時期を相談内容に添えてください。
対応地域はどこですか?
愛知・岐阜・三重の法人・事業者さまの設備に伺います。拠点は愛知県です。
空調工事業者や洗浄業者からの診断・修理の依頼も受けていますか?
はい。同業者さまからの故障診断・修理のご相談も承っています。お客様との関係を大切にしながら、必要な対応を一緒に考えます。
一般家庭のルームエアコンは依頼できますか?
法人・事業者さまの業務用設備が対象で、一般家庭のルームエアコンは受け付けていません。
フロン排出抑制法の点検頻度・記録保存の内容は、環境省のフロン排出抑制法 FAQ をもとにしています。制度は改正されることがあるため、最新の内容は公式の案内をご確認ください。 標準使用期間は各メーカーが設計上の目安として示す値で、保証期間や寿命を約束するものではありません。
Contact
症状が分かれば、十分です。
所在県と症状だけで大丈夫です。型式や台数が分からなくても構いません。所在地・作業内容・当日の予定により、最短当日の訪問もご案内できます。
MAIL ── info@hvacr-service.jp
法人・事業者向けの窓口です。一般家庭のルームエアコンは受付対象外です。